【水回りの床におすすめ!】 クッションフロア(CFシート)

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・トイレや洗面におすすめの床材はクッションフロアです。


「  家づくりを始めたんだけど、トイレや洗面所の床に最適な素材を知りたい。
とりあえずハウスメーカーのコーディネーターさんおすすめの材料を見せてもらったら、
水回りはクッションフロアだった。
この選択はありなの?何を選んで良いかわからないから教えて!」

こんにちは ピーミキです。先日知り合いから上記のような質問が届きました。

・クッションフロアとは?

クッションフロアは塩化ビニール素材でできているクッション性があって、耐水性のあるシート状床材です。裏打ち材に不織布やビニール層があり、中間に発泡層、表面に透明ビニール などを張り合わせて 作られています。標準的なものは2mm程度、厚いものなら4mm程度です。


クッションフロアは、フローリングと比べても施工の手間が 少なく安価なため、新築はもちろんリフォームでも人気の床材です。木目調や石目調などデザインのバリエーションも豊富です。手入れのしやすさや張り替え時の手軽さで、住宅だけでなく、飲食店をなどの店舗でも使われています。


別投稿フローリングについてはこちら


1972年   東リが国産初のクッションフロアを製造販売しました。そこから急速に家庭でも使われるようになりました。耐水性が有るので、水けが多い場所でも、使えるため洗面所やトイレ、台所に最適です。
シート状であると言うことは継ぎ目が少ないので継ぎ目から水や汚れが入り込むリスクも少ないということになります。


ビニール系素材なので汚れは落としやすく、私のようなずぼらさんにも嬉しい素材です。


 洗面所は浴室とつながり、脱衣室の役割を 果たしますので、濡れたからだを拭くことも多いし、手や顔を洗うとき水の勢いによっては水が飛び散ります。

トイレも意外に飛び散り汚れが有りますよね。

台所も水も油もビシバシ飛び散りますよね。

そんな場所に無垢のフローリングのようなデリケートな素材を使ったとしたら、しょっちゅう拭いてなきゃならないです。それは大変なことです。

その点クッションフロアなら 、汚れが染み込みにくいので水がはねても安心です。

・脱衣室は裸になる場所でもあるから、素足にも優しい素材がいい


クッションフロアのもう一つのおすすめポイントは発泡層があるので、柔らかい=クッション性が有る点です。素足で触れても当たりが優しく、その上メーカーも滑らない工夫をしてくれているので、家族みんなに優しい素材です。

・クッションフロアのデメリット

クッションフロアのデメリットは重い家具による凹みができる点です。

クッションフロアは発泡層が有るために 感触が柔らかく、衝撃を吸収してくれるのですが、一方で長期間重いものを乗せておくと凹みとなってしまう のです。

またクッションフロア自体が傷ついた場合補修はできません。
どんな素材でも寿命はありますがクッションフロアは安価な分、耐久性にはあまり優れていないといえます。

また熱に弱い素材なので、床暖房との併用はおすすめできません。

・ 実家の洗面所のクッションフロアを張り替えた  。

張り替えたのは 職人さんですが。以前20数年使い込んだ洗面所のCFを張り替えました。
古いクッションフロアをエイヤッと剥がして サイズを図り、
ドア枠の出っ張りとかを確認して新しいクッションフロアを出っ張り、引っ込みに合わせてカットしたら、床にボンドを全面に塗りつけて、適切な時間を開けたあと新しいクッションフロアを 敷き込むだけ!
実家の洗面所は狭いので、半日で作業は終了。
ボンドが硬化するまで1日 洗面所は侵入禁止。次の日には綺麗になった洗面所で心新たに顔を洗えます。


以上のように、クッションフロアは水に強く、素足にも優しい感触で汚れもおとしやすいため、洗面所、トイレ、台所におすすめの素材です。
色柄も豊富なので、部屋の雰囲気にあわせて選ぶことができます。
ペットのお部屋にもおすすめです。

クッションフロアが汚れや水をほったらかしでなにもしなくて良いと言うことではないけれど、汚れが気になってからのお手入れでもなんとかなる!のは忙しい方にとっても気が楽な素材ではないでしょうか?

最後までお読みいただきありがとうございます。

インテリアコーディネーターを20年ほど やってます。その経験から家作りに役立つインテリアを選ぶ際のポイントを詳しく解説しています。家づくりのお役に立てたらうれしいです。

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